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面接突破の為の練習法

履歴書は書類選考を突破する為の武器のひとつで、実際に会って見たいと思われるかがポイントです。履歴書で書類選考を突破する武器にする為の考え方とヒントとは?

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面接は発表会ではありません

「自分は人前で話す事は苦手。だから面接はどうにもならない。」 などと勝手に決め付けていませんか? 実は面接に限らず人前でプレゼンテーションする事に関しては、 ある程度練習する事によって上手になるのです。

「面接の質問を予測して答え暗記しておく。」、「相手の会社の良いところを必死で憶えておく。」 などと頭に浮かんだ人はアウトです。

面接はコミュニケーションの場

面接は相手が存在してコミュニケーションが必要な場所です。単なる発表の場所ではありません。 そして自分自身を売り込む場所です。

憶えた事を一生懸命朗読するコミュニケーションに欠いた質問のやり取りや、 無味乾燥に暗記した自己アピールなどを続けていてもいつまで経っても面接は上達できません。

面接を乗り切り転職成功に近づくには

自分自身の意見を発している深刻な声を、自分で注意深く聞いた事は何回ありますか? 面接が苦手と思い込んでいる人は、 自分自身の考えを声に出して話す事に慣れていない事が多いのです。 まずは自分の名前をフルネームではっきりとじゃべり、その声を確認してみる事から始めてみて下さい。

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面接を上手に乗り切りる為のステップ

まずは自分の話したい事を紙に書いてみる

流暢に話をする人は、頭で考えた事を上手に言葉にして話をする事が可能かもしれません。 しかし、余程の修練を積まない限りそのような事が出来るようにはなりません。

まずは自分が言いたい事を紙に書いて話の内容を組み立てる事から始めるのです。 当然、紙に書くことはどこの企業の面接でも聞かれる「自己アピール」と「志望動機」です。

紙に書いたことを100回声に出してみる

次の段階では、 先ほど一生懸命考えて紙に書いた「自己アピール」と「志望動機」を声に出して読んでみます。 そして声に出しながら、紙に書いた内容を『自分自身が話しやすい言葉に』その都度書き直していきます。

「100回声に出してみる」つもりで何回も繰り返している内に、 声に出して話す内容はどんどん自分の話し言葉になっていくはずです。 さらに、憶えるつもりが無くてもその内自然と頭に刷り込まれていくはずです。

面接では憶えた事を棒読みしてもコミュニケーションは成立しません。 しかし、きちんと話を組み立てて何回も声に出した事は棒読みにはなりません。 声に出して何回も話した事は、 思い出す事をしなくても自然とクチから言いたい事のポイントが出てきます。

面接時の必死な自分の顔を見たことがありますか?

面接の時の自分の必死な顔はビデオで録画でもしない限り見ることはできません。 しかし、そんな事をしなくても面接時の自分自身の顔を見ることが出来る方法があります。 ・・・それは鏡を見ながら話の練習をする事です。

面接の練習では相手が居ないことが最大の難点です。 しかし鏡で自分の必死な顔を見ながら話をする練習をすれば、 相手が存在するような感覚を得る事ができます。

先ほど紹介した「紙に書いたことを100回声に出す練習」を真面目に実施して、 紙を見なくてもスラスラと話をする事が出来るようになれば、 次の段階は自分の顔を鏡で見ながら話をする練習を行うのです。 冗談みたいに聞こえますが真剣に実践してみて下さい。

自分自身で自分に質問してみる

大体、「自己アピール」、 と「志望動機」がスラスラと鏡を見ながらでも言えるようになれば最終段階です。 自分の自己アピールについて考える事ができる限りの質問を考えてみるのです。 そして、一方で面接を受けに来た自分、一方で鏡の中の面接官を想定して、 やり取りをするのです。つまり一人二役で練習するのです。

事情を知らない人がそれを見たら気でも違ったか?と思われるかもしれませんが、 自分の家、自分の部屋ならその様な心配は要らないはずです。

面接を受けに来た自分が「自己アピール」を述べる。 きちんと話し終えたら、今度は鏡の中の面接官がそれに対して質問をする。 そしてさらにその質問に対して答える自分が存在する。という順序で進めるのです。

もちろん質問に対する答えも最初は紙に書く事から始めます。 そして何回も声に出して自分の話し言葉にして頭に入れていくのです。

この練習の注意点

鏡を使ってのやり取りの内容は覚えようとしてはいけません。
憶えようとした時点でアウトです。 あくまで紙に書いた内容を何回も声に出して「相手に要点が伝わる」 ようにポイントを理解して何回も声に出す事が重要です。

面接を何回も受けた経験を疑似体験する

面接では慣れない事の連続が、より緊張を高めてしまう大きな原因です。 では、より緊張を高めてしまう要因を取り除いてやれば少しは楽になるはずです。

自分の部屋を面接会場に見立てて練習すればいいのです。 つまり、部屋に入る扉が面接会場の部屋の入り口、イスが面接会場のイス。 といった具合に考えていくのです。 そして、一から面接の練習をするのです。

緊張感を高める為にスーツに着替えても良いかもしれません。 本番さながらにすればする程効果が期待できるのですから。

さぁ、面接会場にきました。
扉をノックします。一礼して自分の名前を鏡の自分に向かって「フルネーム」で声に出します。

面接官に促されてからイスに着席します。
「まずは自己アピールをお願いします。」鏡の中の自分(面接官)が言葉を発します。

練習した「自己アピール」を大きな声で話します。
・・・、といった具合に失敗したら最初から始めるぐらいの感覚で、 何回も行うのです。

ここまでやって、 すべてがスムーズに出来るようになれば面接に対して少なくとも苦手意識は薄らいでいるはずです。 もう慣れないことで緊張する。という事は払拭できました。 後は書類をきちんと作成していざ本番の面接です。

※あくまでこの「面接の練習」は、管理人が実際に行ってみて効果を実感した練習方法ですが、 すべての人に効果がある事を保証する事はできません。

「アホらしい。」と一言で終わればそれまでですが、 色々な面接本を読んでも面接でいつも手ごたえを感じられない人は試してみる価値はあると思います。 やるかやらないかは最終的に個人の判断です。

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